藤井聡太棋聖、順位戦は今期も“無双状態”無傷の3連勝 通算でも32勝1敗/将棋・順位戦B級2組 将棋藤井聡太 2020/07/29 19:31 拡大する 将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)が7月29日、順位戦B級2組3回戦で鈴木大介九段(46)に勝利した。同級には今期から参加したが、これで無傷の3連勝。最年少名人獲得記録に夢をつなげる1期抜けへ、また一歩前に進んだ。▶中継:藤井棋聖、B級2組3連勝! 藤井棋聖の先手番で始まった対局は、藤井棋聖が居飛車穴熊、鈴木九段が四間飛車の出だしに。中盤以降、少しずつ差を広げると、危ないところもないまま終盤に突入。しぶとい受けや穴熊攻略に定評がある相手に対して、一直線で勝ち切った。1回戦で若手実力者・佐々木勇気七段(25)、2回戦では受けに定評があるA級経験者・橋本崇載八段(37)に快勝していたが、前日までに31勝1敗と文句なしの成績を残している順位戦で、またも白星を積み重ねた。対局後は「穴熊にするのは予定でした。こちらの仕掛けがどうか、成否が際どいところだと思っていました。(順位戦3連勝は)いい星取りでここまで来られているので、昇級を目指して頑張りたいと思います」と快勝譜を振り返っていた。 続きを読む