盤面を見ずに将棋が指せるプロであっても、YouTubeという未知の領域には悪戦苦闘だ。王座のタイトル経験もある実力者・中村太地七段(32)が、6月末に開設した自身のYouTubeチャンネルで、いろいろな動画を公開している。まさにトップ棋士というようなタイトル戦の展望を語ったものから「利き茶」、さらには私物の紹介など、角度の異なる手を繰り出しているが、どうやら自分の「頑張り具合」と再生回数がマッチしていないと悩んでいるようだ。7月28日、ABEMAの将棋中継に出演した中村七段が、その赤裸々な思いを語った。