照ノ富士に屈した朝乃山 花田虎上氏の細かすぎる敗因分析が話題
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 元横綱・若乃花の花田虎上氏が、7月31日に東京・両国国技館で行われた大相撲七月場所十三日目の注目の一番。前頭十七枚目の照ノ富士(伊勢ケ浜)が新大関・朝乃山(高砂)を寄り切って1敗を守った取組を独自目線で解説。「コメントが的確」「分かりやすい解説」などネットで話題を呼んでいる。

【映像】元若乃花の細かすぎる解説

 1日にABEMAで解説を務めた花田氏は「朝乃山の左上手の位置が深い。もっと股間側に寄るように小指からとることで腕が絞れる。絞っているということは、おっつけているということ。朝乃山の上手はどんどん深く、奥へ行ってしまった。当たってから絞って引きつければ、相手の右下手を殺せる。それが、左上手を取りに行った朝乃山の脇に空間が空いているから、照ノ富士は余裕だった。朝乃山はどうにか前に出て、照ノ富士の左上手を切ろうとしたものの、照ノ富士は引きつけているがために、切る瞬間に腰が上がり、逆に引きつけられてしまった」と話した。

照ノ富士に屈した朝乃山 花田虎上氏の細かすぎる敗因分析が話題
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 さらに花田氏は「朝乃山は立ち合いの次の攻めが遅かった。照ノ富士の右の返しもよかった。返すということは相手を浮き上がらせて、捨て身の技をさせなかったりする。やはり出方もすべて、照ノ富士の方が一歩上手だった。互いのまわしの位置も照ノ富士の方が下だった。これはもう、勝負あったです」と持論を展開した。

 この解説に対して、視聴者からは「コメントが的確」「分かりやすい解説」「地力の差か」などの声が上がっていた。

【映像】元若乃花の細かすぎる解説
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