コロナ対策の大相撲・表彰式 “歌わない”君が代斉唱「心の中でご唱和ください」 恒例の優勝力士インタビューもなし
【映像】ABEMAでみる

 4カ月ぶりに行われ、観客を入れては半年ぶりとなった大相撲の本場所、七月場所は千秋楽の取組を終え、最後の表彰式でも新型コロナウイルス感染予防を徹底したものになった。

 一時は序二段まで番付を落とした照ノ富士(伊勢ヶ濱)が歴史的な大復活優勝を遂げ、直後に行われた表彰式。優勝旗、優勝賜杯を師匠の伊勢ヶ濱親方から受け取る前に、恒例の君が代斉唱があったが、直前にこんな館内アナウンスが入った。

 「土俵に向かってご起立願います。みさなまにお願いいたします。国歌君が代の斉唱の際、新型コロナウイルス感染予防のため、マスクをしたまま声を出さずに、心の中でご唱和ください」

 観客最大2500人という制限の中で行われた七月場所だったが、締めくくりとなる君が代斉唱では観客は声を発さず、かわりに普段は楽曲のみの館内放送が、声入りのものになっていた。この「心の中で――」という耳慣れないフレーズに、中継していたABEMAの視聴者も大きく反応していた。

 また、優勝力士は優勝賜杯を受け取った後、土俵下でNHKのアナウンサーから優勝力士インタビューを受けることになっているが、今場所は見送られた。さらに、賞状、トロフィーなどを受け取る際、度々手を消毒するような様子も見られていた。

(ABEMA/大相撲チャンネルより)

歌わない「君が代斉唱」
歌わない「君が代斉唱」

■Pick Up
キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?