将棋の王座戦挑戦者決定戦が8月3日、午前9時から始まった。タイトル25期を誇る渡辺明二冠(36)と、同7期の実績がある久保利明九段(44)という一流棋士同士の対決。永瀬拓矢王座(叡王、27)への挑戦権を得るのはどちらか。
渡辺二冠は、2000年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:15期)、順位戦A級(A級:10期)。永世称号を持つ竜王、棋王をはじめ5つのタイトルで、歴代5位、現役3位のタイトル25期の獲得歴がある。棋戦優勝も11回を誇り、最強クラスの棋士の一人だ。現在は名人戦七番勝負でも挑戦中で、本局が公式戦1000局目だ。
久保九段は、1993年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:10期)、順位戦B級1組(A級:13期)。棋王3期、王将4期で、タイトルは計7期。棋戦優勝も6回。振り飛車党のトップ棋士として知られ“捌きのアーティスト”の異名も持つ。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は渡辺二冠。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)