<函館競輪:函館ミリオンナイトカップ>G3◇9R S級準決勝◇9日 
 椎木尾拓哉(和歌山)が差し切り、前節の富山記念に続いて決勝進出を決めた。松谷秀幸(神奈川)と北海道出身の野口裕史(千葉)の南関勢に人気が集まった最後の準決勝。人気の2人がレースの主導権を握る中、打鐘が鳴り捲った小森貴大(福井)が、野口ともがき合う展開に。小森の番手につけていた椎木尾はその動きを見て南関勢のマークへ。最終コーナー、捲ってきた久米康平(徳島)をけん制するため南関勢が外に振ったところ、内をすくい差し切った椎木尾が決勝の切符を掴んだ。