将棋の竜王戦挑戦者決定三番勝負の第1局が8月17日、午前10時から始まった。羽生善治九段(49)と丸山忠久九段(49)の対決で、羽生九段は前人未到のタイトル100期への夢をつなげるために、重要な一局だ。戦型は一手損角換わりになった。
【中継】羽生善治九段、タイトル100期への挑戦に王手なるか 竜王戦挑決第1局
羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:29期)、順位戦A級(A級以上:28期)七冠独占、永世七冠、通算最多勝など、数々の大記録を保持し、タイトル通算は99期、棋戦優勝45回も歴代最多。
丸山九段は、1990年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組:21期)、順位戦B級1組(A級以上:14期)。名人2期、棋王1期でタイトル歴は計3期。棋戦優勝も12回を誇る。羽生九段とは1970年9月生まれの同学年で、いわゆる「羽生世代」の一人だ。
羽生九段はランキング戦1組1位、丸山九段は2組2位で本戦出場を果たし、挑決三番勝負に進出。先に2勝した棋士が豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得する。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は羽生九段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)