「めっちゃ便利!」健康に優しい“コンビニ食”指南 東京労災病院の「食生活ブック」が話題
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 生活が不規則になりやすく、疲労もたまりやすい夜勤。病院だけでなく、24時間営業のコンビニやタクシードライバーなど、夜勤で働く人たちにとって健康の維持は大きな問題だ。そんな夜勤で働く人たちに向けて、Twitterでは“ある資料”が話題を集めている。

【映像】“コンビニ食”を愛する忙しい人へ「食生活ブック」がおすすめするメニュー(1分ごろ~)

 “ある資料”とは東京労災病院治療就労両立支援センターの『予防医療部』が作成・発表した「深夜勤務者のための食生活ブック」のこと。「健康にとって規則正しい生活が大切なのはよくわかるが、現実は難しい」という人に向けて、“健康を目指すコンビニ食の選び方”を管理栄養士が監修・紹介している。

 この資料を発見者が「こんなためになる資料があったんだ!!」と自身のTwitterに投稿すると、瞬く間に話題になり、リツートといいねが2万を超える大反響に(※9月8日13時現在)。ツイートを見た人からは「めっちゃ便利! 探してた!」「昼・夜問わず助かる情報」などの声が寄せられている。

「めっちゃ便利!」健康に優しい“コンビニ食”指南 東京労災病院の「食生活ブック」が話題
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 資料の中身を覗いてみると「夜勤・交代勤務者の食事のとり方」のページでは、勤務前(もしくは勤務前夜)の食事として「日勤時の朝食イメージした食事をとりましょう」と紹介。さまざまな勤務形態があるため、一概には言えないとした上で、基本は日勤の人と同じような食事リズムを意識することが大切だという。

 「エネルギー源となる炭水化物をしっかりとる」「魚や肉、卵などのタンパク質を含む食品をとる」「野菜は片手のひらにのるぐらいの量をとる」などの項目が並び、具体的なメニューとして、おにぎりの具はタンパク質(卵、肉そぼろ牛肉、鮭、マグロなど)が入ったものを、納豆巻き(野菜とタンパク質が取れるサラダ巻きもおすすめ)、サンドイッチの中身は野菜に加えタンパク質(卵、ツナ、ハム、チーズ、チキンなど)が入ったものがいいという。

 また、勤務中(深夜)は、エネルギー400kcal前後を目安に、炭水化物に偏らないよう、タンパク質と野菜を組み合わせることが大切で、砂糖たっぷりの菓子パンや油分・塩分の多いスナック菓子はNG。

 さらに、資料には「むくみが気になる人のコンビニ食」や「風邪が気になる人のコンビニ食」「脂質異常症(中性脂肪・LDLコレステロール)が気になる人のコンビニ食」など、深夜勤務者以外にも参考になる内容が豊富に記載されている。資料の詳細は東京労災病院治療就労両立支援センターの公式ホームページから確認可能だ。

ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

【映像】夜勤の人におすすめの“コンビニ食”
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