“親台派”の岸信夫防衛相就任で日米台が連携強化?…迫る重要会議「五中全会」で習近平政権の出方は ABEMA Prime 2020/09/23 17:31 拡大する 厚生長官の訪問や1979年以来最高位となる国務省高官による訪問など、アメリカの台湾“急接近”が、中国を刺激している。 危機感を高める中国は今月6日以降、断続的に戦闘機「スホイ30」「殲10」が台湾の防空識別圏に侵入するなど、圧力を強化。さらに、「もし、きょう開戦したら」という物騒なテロップ入りのプロモーションビデオをネットに公開している。・【映像】中国が公開したプロモーションビデオ 講談社特別編集委員でジャーナリストの近藤大介氏は「アメリカは中国の反応を試しつつ、一歩一歩やっていく“サラミ戦術”を取っている」と指摘、中国の反応について「コロナが収束に向かい、行楽シーズンに入る中、台湾といつ戦争が起きるか分からないぞ、というのを国民、特に若者に見せつけようということだと思う。もう一つは、来月に開かれる重要会議・五中全会だ。習近平主席が長期政権を続けられるか、それとも2年後に下りなければならないかが、ここでほぼ決まると言っていい。改めては香港だけでなく、毛沢東が果たせなかった台湾統一も成し遂げるんだ、人民解放軍と一緒にやっていくんだという姿勢を見せようという意志の現れだと思う」と話す。 続きを読む 関連記事