<大相撲秋場所>◇十二日目◇24日◇東京・両国国技館
前頭十一枚目・千代大龍(九重)と前頭十三枚目・明生(立浪)が、立ち合いの際に長時間視線を合わせる珍しい一幕があった。視聴者からは「まだなの?」「これは作戦なんか」といった声が寄せられた。
制限時間いっぱいとなり、土俵上で蹲踞の姿勢を取った両者。しかしなかなか呼吸が合わないのか、実に25秒間も見合う緊迫した状態が続いた。ようやく明生が先に立ったものの、千代大龍と合わずに仕切り直しに。館内からはどよめきがあがった。2回目の立ち合いではスムーズに取組へと移行。低く当たって攻める千代大龍をいなした明生が突き落としで下して7勝目を挙げ、敗れた千代大龍は7敗目を喫した。
ABEMAで解説を務めた元前頭・木村山の岩友親方は、立ち合いの不成立について「今場所ちょっと厳しいですからね、手つきは。でもやっぱりお互いに合わせなきゃダメですね」と指摘。また取組については「千代大龍は足が出ていないんですよね。明生はよく相手を見ていてタイミングが上手かった。やっぱり足は細かく動かして、足から押していくというイメージがないと、いなしを食っちゃいますよね」と解説した。
立ち合いで長時間睨み合う珍しいシーンを受けて、視聴者からは「見つめ合い」「おーい」「まだなの?」「これは作戦なんか」といったコメントが続々と寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?