将棋の竜王戦七番勝負第2局が10月22日、愛知県名古屋市の「亀岳林 万松寺」で始まった。第1局は、初防衛を目指す豊島将之竜王(叡王、30)が52手という、竜王戦七番勝負では最短で勝利。タイトル通算100期を目指す羽生善治九段(50)は、反撃の1勝をあげられるか。
豊島竜王は、2007年4月に四段昇段。第32期竜王で、竜王戦は1組以上を7期。順位戦A級(A級以上:4期)。タイトルは現在保持する竜王、叡王を含めて計5期で、棋戦優勝は2回。
羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:29期)、順位戦A級(A級以上:28期)で、タイトル通算99期、棋戦優勝45回は、いずれも歴代最多。その他にも七冠独占、永世七冠などの大記録がある。
両者の過去の対戦成績は羽生九段17勝、豊島竜王17勝と全くの互角。本局の持ち時間は各8時間の2日制で、先手は豊島竜王。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)