藤井聡太二冠、広瀬章人八段に公式戦1年ぶり対決でリベンジ成功 残留に望みつなぐ/将棋・王将戦挑決L 将棋広瀬章人,藤井聡太 2020/11/02 20:16 拡大する 将棋の藤井聡太二冠(18)が11月2日、王将戦挑戦者決定リーグ5回戦で広瀬章人八段(33)に122手で勝利し、リーグ成績を2勝3敗とした。既に挑戦権獲得の可能性が消えている藤井二冠だが、7人中上位4人が残留するリーグにおいて、負ければ陥落という一局で広瀬八段と大熱戦。昨期、最年少でのタイトル挑戦を阻まれた相手に、1年ぶりの対決でリベンジに成功した。【動画】早指しで対戦した藤井二冠と広瀬八段 同リーグは7人が参加し、上位4人が残留するルール。藤井二冠はこの対局に敗れると最大でも2勝4敗となり、シード枠の可能性が消えるところだった。後手番から角換わり腰掛け銀の出だしで指し進めると、激しい攻防戦から最終盤は広瀬八段の一手を境に、形勢は一気に藤井二冠に。昨期は、勝勢からの大逆転負けを喫して悔しい思いをしたが、今期は敗戦の経験を活かした勝利となった。 続きを読む