やっぱり足が…新大関・正代が初黒星 土俵下でも伸ばしっぱなし ファンも心配「無理しないで」
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大相撲十一月場所>◇四日日◇11日◇東京・両国国技館

 大関・正代(時津風)が前頭二枚目・大栄翔(追手風)に突き出しで敗れ、新大関となって初の黒星を喫した。前日の取組で痛めた左足を気にしているような素振りも見せ、視聴者からは「足が心配」「無理しないで」といったコメントが寄せられた。

【動画】足を気にする正代の取組(26分ごろ~)

 三日目の結びの一番で小結・高安(田子ノ浦)を突き落としで下したものの、勢い余って土俵下に落下した際に左足を痛めていた正代。テーピングを巻いて挑んだ四日目の取組では、立ち合いから大栄翔の突きに押されて上体が上がり、踏ん張ることもできずに力なく土俵を割った。取組後の正代は視線を落として左足を気にする様子を見せ、土俵下で座ってからも足を痛めないように伸ばしたままだった。

 取組を受けてABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「(正代は)足を痛めて残れなかったのかもしれないですけど、立ち合いなんですよね。胸が上がってしまうと持っていかれちゃうんですよ」と指摘。勝ち星を手にした大栄翔については「立ち合いは大栄翔さんの思いっきりいった下からの突っ張り、これはもう言うことありません。本当の電車道、いい相撲です」と評価した。

 一方、正代については「立ち合いから左のかち上げで止めようと思ったのかもしれないですけど、立ち合いが緩い。鋭くないですね」と敗因を分析した。また、左足を痛めた正代に「ネガティブにならなければいいんですけどね。もちろんポジティブにって本人は持っていっているはずなんですけど。怪我ひとつでそういう風にならないでほしいですね。今日の一番は確かに負けましたけど、明日はまた白星でいってほしいですよ」とエールを送った。

 四日目にして早くも新大関に土がついたことを受けて、視聴者からは「力が入ってない」「やっぱ踏ん張り効かんのか」「残念」「怪我の影響だね」といったコメントが続出。左足を痛めていることについても「足が心配」「大丈夫なの?」「怪我が痛いのは言い訳じゃない」「無理しないで」といった声が相次いで寄せられた。

(ABEMA/大相撲チャンネルより)

足を伸ばした正代
足を伸ばした正代