将棋の王位戦予選が11月13日に行われ、都成竜馬六段(30)が菅井竜也八段(28)に118手で勝利した。これで都成六段は第6ブロック決勝に進出。糸谷哲郎八段(32)と斎藤慎太郎八段(27)の勝者と、挑戦者決定リーグ入りをかけて戦うことが決まった。
今期の好調ぶりを、そのまま振り飛車党対決でもいかんなく発揮した。先手の菅井八段が、相振り飛車を嫌ってか居飛車を選択したのに対して、都成六段は中飛車を採用。菅井八段の攻めによって、中盤にはかなり自玉が薄くなったものの、形勢ではじわりじわりとリードを奪っていった。
攻めの手番が回ってきてからは、矢倉に囲っていた菅井陣をうまく攻略。自玉は端に追い詰められながらもなんとかしのぎ切ると、最後は即詰みに討ち取った。
(ABEMA/将棋チャンネルより)