通算164局目も名勝負必至 羽生善治九段 対 佐藤康光九段 対局開始/将棋・順位戦A級
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 将棋の順位戦A級5回戦が11月23日に行われ、羽生善治九段(50)と佐藤康光九段(51)が午前10時から対局を開始した。両者の対戦は今回で歴代単独4位の164局目。過去、数々の名勝負を生み出した両者が、本局ではどんな戦いを見せるか。

【中継】164回目の対戦 羽生善治九段 対 佐藤康光九段

 羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦は1組(1組以上:29期)、順位戦のA級以上は28期を数える。タイトル通算99期、棋戦優勝45回はいずれも歴代最多。七冠独占、永世七冠なども達成し、将棋界におけるレジェンド中のレジェンドだ。

 佐藤九段は、1987年3月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:26期)、順位戦のA級以上は24期。永世称号を持つ棋聖6期をはじめにタイトル通算13期、棋戦優勝は12回を記録している。棋士としてもレジェンド級の一人として数えられるが、現在は日本将棋連盟の会長も務めている。

 両者はこれまでタイトル戦などでも数多く対戦。通算成績では羽生九段が108勝、佐藤九段が55勝。同一カードの歴代1位記録は中原誠十六世名人(73)と故・米長邦雄棋聖の187局だが、2位は羽生九段と谷川浩司九段(58)の168局で、今後の組み合わせ次第では、近い将来歴代2位まで浮上する可能性がある。

 今期の成績は羽生九段が1勝3敗で残留に黄信号が灯る中、佐藤九段は3勝1敗で4連勝の斎藤慎太郎八段(27)を追走。10人総当あたりのリーグ戦において、重要な折り返し地点だ。

 本局の持ち時間は各6時間で、先手は羽生九段。ABEMAはこの対局を終了まで生放送する。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

第79期 順位戦 A級 第5回戦 羽生善治九段 対 佐藤康光九段
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棋士が語るマニアック解説
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