将棋の竜王戦七番勝負第4局が11月27日、鹿児島県指宿市「指宿白水館」で2日目が行われている。豊島将之竜王(叡王、30)は本局に勝利すれば3勝目で、自身にとって初のタイトル防衛に王手。挑戦者の羽生善治九段は、タイトル100期の大記録に向けて、2勝2敗のタイに戻したいところだ。2日目の昼食休憩時点で、形勢は豊島竜王がやや有利になったかと見られるが、まだまだ僅差だ。
【中継】注目の第4局 豊島竜王が防衛に王手か、羽生九段が巻き返しか
今シリーズの流れを大きく左右する第4局は、横歩取りの出だしから進行。1日目は互角のまま豊島竜王が55手目を封じたところで終了した。明けて2日目は戦いが本格化。1筋付近の攻防が続いており、羽生九段の72手目で昼食休憩に入った。
両者の対戦は今回が38局目で、過去は豊島竜王の19勝、羽生九段の18勝。そのうち後手番は10連勝を含み25勝12敗と大きく勝ち越すデータが残っている。
本局の持ち時間は各8時間の2日制で、先手は豊島竜王。ABEMAはこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
豊島将之竜王 指宿産鰻重(小鉢、肝吸い、果物つき) 羽生善治九段 寿司
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之竜王 2時間40分(消費5時間20分) 羽生善治九段 2時間31分(消費5時間29分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)