11月27日の後楽園ホール大会で行われたKrushフェザー級王座決定トーナメントは、大方の予想を覆す結果となった。
 準決勝を前に注目されたのは、弟の将史とともに兄弟王者を目指す玖村修平、デビュー以来5戦全勝の岡嶋形徒。しかし岡嶋は森坂陸に、玖村は新美貴士に敗れる波乱の展開となった。意外な決勝の組み合わせ。しかし森坂は抜群の距離感から放つバックブロー、新美は休むことなく繰り出す接近戦でのラッシュと持ち味を出して勝利しており、決して“まぐれ”ではなかった。