51歳にして“プロレス2冠”が見えてきた。総合格闘技界のレジェンドにして現ノア・GHCタッグ王者の桜庭和志がシングルのベルトも狙う。舞台は12月6日の代々木第二体育館大会。桜庭は拳王が持つGHCナショナル王座に初挑戦する。
 決戦直前、12月1日の後楽園ホール大会では、前哨戦となるタッグ対決。杉浦軍の参謀役・NOSAWA論外と組んで拳王&仁王と対戦した。
 王者・拳王はビッグネームとの対戦に気合い充分。桜庭の実績、ネームバリューを喰ってやろうと意気込み、この前哨戦でも拳王と桜庭が先発に。拳王は掌底連打にローキックと、いつも以上に“格闘色”の濃い攻撃を見せていく。拳王は日本拳法で世界大会優勝という実績を持つ。