将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が12月19日に行われ、片上大輔七段(39)が北島忠雄七段(54)に81手で勝利、自身初戦を突破した。
片上七段の中飛車、北島七段の居飛車の対抗形で始まった一局は、互角の序中盤を経て終盤へ。自陣が盤石のまま攻め合いに持ち込んだ片上七段が、攻撃のスピードで勝りリードを奪うと、するすると上部に抜け出してきた北島玉をなんとか捕まえきった。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)