全チームがレギュラーシーズン折り返し地点に 気分よくターンするのはどこだ/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、12月22日第1試合に出場する4選手を発表した。この日で全8チームが各90試合の中間点、45試合に到達。1位から8位まで約700ポイントと縦長の展開になりつつある中、気持ちよくターンをするチーム・選手はどこだ。

【中継】全チームが前半戦ラストゲーム 好ターンするのは?

 この日の4チームで最も順位が高いのは渋谷ABEMAS。首位EX風林火山に109ポイント差をつけられてはいるものの、トップ争いにはしっかり食らいついている印象だ。1試合目を任された日向藍子(最高位戦)は、頼れる“ママエース”として奮闘。しっかりプラスポイントを確保している。ムードメーカーでもあるだけに、日向が勝利を持ち帰れば一気に連勝、首位奪還まで見える。

 3チームしかいないプラスのチームで3番手なのがKONAMI麻雀格闘倶楽部。重鎮・前原雄大(連盟)は、悔しさに目を潤ませ、声を詰まらせたこともあったが、そこから見事に奮起。あと一歩でマイナスポイントを帳消しにできるところまで戻ってきた。エース佐々木寿人(連盟)が400ポイントオーバーの大活躍をしているだけに、ここで“ゴジラ”が完全復活すれば、上位2チームは背中が一層寒くなる。

 一時は最下位に低迷していたTEAM雷電は、まだトータルマイナスではあるものの、上位4チームに食い込んでいる。まだチームとしてはファイナル進出を果たしたことがないだけに、常にこのボーダーラインは意識したい。いまだトップなしで苦しむ萩原聖人(連盟)が大トップを取ることがあれば、後半戦に向けてはこれ以上ないリスタートだ。

 1歩でも2歩でも前進したいのは、最下位で苦しむセガサミーフェニックス。300を超えたマイナスポイントは、残り試合が少なくなるほどその重さも増してくる。昨期、準Vの力が出せれば上位で戦う力は十分にあるだけに、まずはきっかけをつかみたい。そのためにも、昨期の個人MVPである魚谷侑未(連盟)の復活は最低条件だ。

【12月22日第1試合】

KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟) 個人19位 ▲33.6

渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人11位 +55.6

セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人24位 ▲139.7

TEAM雷電・萩原聖人(連盟) 個人30位 ▲361.4

【12月21日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +376.8(46/90)

2位 渋谷ABEMAS +267.8(44/90)

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +130.5(44/90)

4位 TEAM雷電 ▲77.4(44/90)

5位 赤坂ドリブンズ ▲85.6(46/90)

6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲96.3(46/90)

7位 U-NEXT Pirates ▲190.5(46/90)

8位 セガサミーフェニックス ▲325.3(44/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

大和証券 Mリーグ 麻雀格闘倶楽部vsABEMASvsフェニックスvs雷電
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Mリーグ2020 - オフショット
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