日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの最終節B卓が12月23日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」KONAMI麻雀格闘倶楽部で活躍する佐々木寿人が卓内トップを獲得した。この結果、トータル順位では1位がKADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠、2位に佐々木、3位にEX風林火山・勝又健志が入り、決定戦進出が決定。現鳳凰位でKONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智と、4人のMリーガーで鳳凰位のタイトルを争うことになった。
5人中3人が決定戦に進む最終節B卓だったが、ポイントに余裕があった沢崎、佐々木が順調に進める中、4位だった勝又が初戦に8万点超の大トップ。逆転で3位に浮上すると、残り試合でも順位は変わらず。一方、開幕から6節連続でプラスするなど、前半戦好調だった西川は後半戦でポイントを伸ばせず、惜しくも決定戦を逃した。
◆決定戦進出者のコメント
3位通過 勝又健志 優勝できるように、今日からまた研究を積み重ねたいと思います。
2位通過 佐々木寿人 ずっとここを目指してやってきた。おっさん（藤崎）を引きずり下ろす！！
1位通過 沢崎誠 絶好調な寿人プロと上手な2名、藤崎、勝又との決勝はとても楽しみです。ベストを尽くして優勝目指します。
現鳳凰位 藤崎智 Mリーガー4名となったし、面白い対局をお見せしなければならないと思っています。日本シリーズで同世代の瀬戸熊プロが佐々木寿人プロにやられたので敵討ちに行きます！！
【試合結果】
1位 佐々木寿人 ＋41.6
2位 沢崎誠 ＋35.3
3位 勝又健志 ＋23.9
4位 吉田直 ▲29.0
5位 西川淳 ▲71.8
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A～Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
ABEMAを大画面で楽しもう
