将棋の順位戦A級6回戦が12月25日に行われ、豊島将之竜王(30、叡王)と羽生善治九段(50)が現在対局中だ。横歩取りで始まった対局は、午後6時の夕食休憩までに51手目まで進行。豊島竜王が有利で夜戦に入る。羽生九段は年内最終戦を逆転勝利で飾れるか。
【中継】両者とも年内最終戦 豊島竜王 対 羽生九段 順位戦A級
本局は両者の40局目の対局。過去は豊島竜王が21勝18敗とリードし、直近でも4連勝している。後手番が26勝13敗とダブルスコアで勝ち越しているが、本局でもそのデータが示す結果になるか。
2人は10月から12月まで竜王戦七番勝負でぶつかった。結果は4勝1敗で豊島竜王が初防衛し、羽生九段のタイトル100期を阻んだ結果になった。第3局の後には羽生九段が体調を崩し入院、第4局が延期になったが、この際に羽生九段から豊島竜王に詫びの手紙を送ったところ、速達で返事が送られたことがエピソードとして語られている。
前名人でもある豊島竜王だが、今期のA級は3勝2敗。挑戦権争いでは4勝1敗の斎藤慎太郎八段(27)がトップで、これを追っている状況だ。一方の羽生九段は2勝3敗と黒星先行。28期連続で在籍しているA級だが、さらに負けが増えるようだといよいよ降級のピンチにさらされる。
持ち時間は各6時間で、先手は羽生九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
豊島将之竜王 親子丼+温そば 羽生善治九段 親なん定食(うどん)
【夕食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之竜王 5時間30分(消費30分) 羽生善治九段 4時間35分(消費1時間25分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)