「もってこーい、誠也!」が再び!渡辺明名人が全力応援 本家広島グッズも揃えファンも大喜び「よくやってくれるわ」/将棋・AbemaTVトーナメント
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 将棋界最強にして最高のエンターテイナーが、期待に応えてあのパフォーマンスを復活させた。将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」のスピンオフ企画が1月1日に放送され、チーム渡辺(所司一門)のリーダーである渡辺明名人(棋王、王将、36)が本大会時に見せた「もってこい誠也!」の応援を、またも全力で行った。プロ野球ファンである渡辺名人の発案で、広島・鈴木誠也外野手にファンから送られるコールを、同じ「誠也」であるチームメイト・近藤誠也七段(24)に向けて送ったものだが、本大会よりもパワーアップしたその姿に、視聴者からは「よくやってくれるわ」「何回見ても笑える」と絶賛の声が相次いだ。

【動画】渡辺明名人、全力応援「もってこーい!」

 手にはオリジナル「もってこい!誠也」のうちわ、さらに広島ファンが応援で使うカンフーバット。渡辺名人と石井健太郎六段(28)は、1局目に向かおうとする近藤七段以上にやる気満々だった。本来は「作戦会議室」で、対戦相手であるチーム康光(レジェンド)の佐藤康光九段(51)について検討する時間だったが、既に視聴者の視線も渡辺名人が持つうちわに釘付け。「早速、仕込んできましたよ」「うちわ主張強いw」と、即座に盛り上がり始めた。

「もってこーい、誠也!」が再び!渡辺明名人が全力応援 本家広島グッズも揃えファンも大喜び「よくやってくれるわ」/将棋・AbemaTVトーナメント
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 いよいよその時がやってきた。渡辺名人が「というわけで、やりましょう!」と音頭を取ると、本大会ではうちわ同士を打ち付けていたが、今回はカンフーバットと本家どおりの応援に。「もってこーい、もってこーい、誠也!もってこーい!」と、二度と聞けないのではと思われていた応援の復活に、ファンも「広島メガホン用意してる」「頑張ってるな名人w」「よくやってくれるわ」と沸きに沸いた。

 なお、応援の甲斐もあってか、近藤七段は佐藤九段に粘り勝ち。その後もチーム渡辺は勝ち続けると、9本勝負で5勝1敗で勝利し、新春から景気のいい企画となった。

◆第3回AbemaTVトーナメント

 第1回、第2回は個人戦として開催。羽生善治九段の着想から生まれた持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算されるフィッシャールールは、チェスなどで用いられるもの。団体戦となった第3回には3人1組、12チームがドラフト会議を経て結成され、予選リーグと8チームによる決勝トーナメントを戦った。優勝したチーム永瀬の藤井聡太王位・棋聖は、第1回、第2回でも優勝しており実質3連覇となった。

ABEMA/将棋チャンネルより)

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