将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦が1月16日に行われ、永瀬拓矢王座(28)と佐藤紳哉七段(43)が午前10時から対局を開始した。勝者は午後2時からベスト4入りをかけてもう一局戦う。
永瀬王座は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:4期)、順位戦B級1組。タイトル通算3期で棋戦優勝は2回。現在4人いるタイトルホルダーの1人で、今年度の成績(公表分)は35勝18敗、勝率.6603。35勝と、持将棋2局を含めた55局は全棋士最多だ。
佐藤七段は、1997年10月に四段昇段。竜王戦4組、順位戦C級2組。今年度は15勝8敗、勝率.6521と好成績を残している。
本戦トーナメントは予選勝ち抜き者とシード者の16人で行われる。永瀬王座の入った8人のブロックには渡辺明名人(棋王、王将、36)、豊島将之竜王(叡王、30)、藤井聡太王位・棋聖(18)と、タイトルホルダー全員が集結する“死のブロック”になっている
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は永瀬王座。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)