日本将棋連盟による1月18日週の公式戦は、21日に朝日杯将棋オープン戦で3局が行われ、3人目の準決勝進出者が決まる。23、24日には王将戦七番勝負の第2局が開催。渡辺明王将が連勝するか、永瀬拓矢王座がタイに戻すか。主な対局は以下のとおり。
1月18日(月曜日)
竜王戦6組 西田拓也四段 対 出口若武四段 (携帯中継)
王座戦一次予選 八代弥七段 対 門倉啓太五段 (携帯中継)
棋王戦予選 黒田尭之四段 対 服部慎一郎四段 (携帯中継)
叡王戦予選 泉正樹八段 対 松尾歩八段 (携帯中継)
叡王戦予選 広瀬章人八段 対 泉か松尾 (携帯中継)
1月19日(火曜日)
竜王戦2組 渡辺明名人 対 郷田真隆九段 (ABEMA・携帯中継)
永世竜王の有資格者である渡辺名人だが、今期は2組から本戦出場を目指す。竜王だけで通算11期のタイトル経験がある「ミスター竜王」だけに、本戦出場・1組復帰は今期達成したいところだ。ベテラン郷田九段も、タイトル6期の実力者。初の竜王挑戦に向けて、いきなり勝負どころだ。持ち時間は各5時間で、先手・後手は振り駒で決まる。
竜王戦4組 中村修九段 対 高崎一生七段 (携帯中継)
棋王戦予選 田村康介七段 対 高見泰地七段 (携帯中継)
棋王戦予選 都成竜馬六段 対 竹内雄悟五段 (携帯中継)
王将戦一次予選 森内俊之九段 対 青野照市九段 (携帯中継)
新人王戦 折田翔吾四段 対 石本さくら女流二段 (携帯中継)
1月20日(水曜日)
棋王戦予選 片上大輔七段 対 佐々木勇気七段 (携帯中継)
棋王戦予選 真田圭一八段 対 本田奎五段 (携帯中継)
棋王戦予選 里見香奈女流四冠 対 神崎健二八段 (携帯中継)
叡王戦予選 日浦市郎八段 対 佐藤秀司八段 (ABEMA)
王将戦一次予選 畠山鎮八段 対 大石直嗣七段 (携帯中継)
新人王戦 古賀悠聖四段 対 西山朋佳女流三冠 (携帯中継)
1月21日(木曜日)
王将戦一次予選 丸山忠久九段 対 横山泰明七段 (携帯中継)
王将戦一次予選 久保利明九段 対 西田拓也四段 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 斎藤慎太郎八段 対 千田翔太七段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 木村一基九段 対 船江恒平六段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 三浦弘行九段 対 阿久津主税八段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 木村か船江 対 三浦か阿久津 (ABEMA・携帯中継)
渡辺名人、藤井王位・棋聖がベスト4入りを決めている朝日杯。残り8人のブロックにはベテラン・中堅・若手が混在している。阿久津八段は第2回、木村九段は第4回の優勝者だ。持ち時間は各40分で、先手・後手は振り駒で決まる。
1月22日(金曜日)
王座戦二次予選 中村太地七段 対 近藤誠也七段 (携帯中継)
棋王戦予選 佐藤和俊七段 対 石田直裕五段 (携帯中継)
棋王戦予選 池永天志四段 対 豊川孝弘七段 (携帯中継)
王将戦一次予選 塚田泰明九段 対 佐藤紳哉七段 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 澤田真吾七段 対 出口若武四段 (携帯中継)
1月23・24日(土・日曜日)
王将戦第2局 渡辺明王将 対 永瀬拓矢王座 (将棋プレミアム・携帯中継)
今年最初のタイトル戦は、第1局に渡辺王将が勝利し、幸先のいいスタートを切った。選手16日には朝日杯将棋オープン戦でも対戦し、この時も渡辺王将が勝利。年明けを照準に、調整もうまくいっている。永瀬王座からすれば、2つ目のタイトルに向けて、これ以上押されたくないところだ。持ち時間は各8時間の2日制で、先手は永瀬王座。
1月24日(日曜日)
王座戦二次予選 三浦弘行九段 対 千田翔太七段 (携帯中継)
女流名人戦第2局 里見香奈女流名人 対 加藤桃子女流三段 (携帯中継)
(写真提供:日本将棋連盟)