名横綱に学ぶ身のこなし 栃錦、伝説の「二枚蹴り」に元若乃花も再注目「体の寄せ方が参考になる」 大相撲,スポーツ 2021/01/25 07:00 拡大する 優勝10回を誇り、ライバルと「栃若時代」を築いた名横綱・栃錦。昭和の相撲史にその名を刻んだ力士で、決して大きくない体をフルに使いこなした取り口は、当時の相撲ファンを熱狂させた。その栃錦が見せた伝説の大技が「二枚蹴り」。この一番に、元横綱・若乃花の花田虎上も改めて、「体の寄せ方が参考になる」と絶賛した。【動画】名横綱・栃錦、伝説の「二枚蹴り」(56分ごろ~) 栃錦は身長180センチ弱、体重も130キロ前後で、仮に現在の相撲界であれば小兵にも数えられるほどの体格。それでも巧みな技を使いこなし、技能賞も9回受賞。サイズのハンデを技術で補った、技の横綱だった。 続きを読む 関連記事