関脇・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が前頭七枚目・明生(立浪)にすくい投げで勝ち、11勝4敗で初場所を終え、技能賞も獲得した。照ノ富士は先場所、小結で13勝を挙げており、これで2場所合計24勝。「三役で合計33勝」という大関昇進目安にさらに近づき、来場所にかかる大関復帰に向けても大きな白星となった。
元大関ながら、ひざのけがや内臓疾患により、序二段まで番付を落としたことがある照ノ富士。それでも不屈の精神で復活を遂げると、昨年七月場所は前頭十七枚目で自身2度目の優勝。「史上最大の復活劇」として、大きな話題となった。
今場所も大関の大関・正代(時津風)、朝乃山(高砂)を相手に力勝負で快勝。大関クラスの実力が戻っていることを、まざまざと見せつけていた。
2場所連続で負け越すと大関の座から陥落する仕組みだが、直後の場所に10勝以上挙げると復帰できる。ただ、陥落した後、再び大関昇進目安をクリアして復帰したのは、現在のカド番制度ができた1969年7月以降では魁傑のみ。相撲史に残る大関復帰劇の達成には、来場所9勝以上が目安となる。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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