将棋の朝日杯将棋オープン戦・本戦トーナメント準々決勝が1月29日に行われ、深浦康市九段(48)と西田拓也四段(29)が午後7時から対局を開始した。勝者はベスト4入りが決まる。
深浦九段は1991年10月に四段昇段。竜王戦2組(1組:11期)、順位戦B級1組(A級:10期)。タイトルは王位で3期獲得。棋戦優勝も10回を誇る。2020年度は大きな連敗があり負け越しているが、この日は佐藤天彦九段(33)との熱戦を制し、復調の兆しが見られている。
西田四段は2017年4月に四段昇段。竜王戦6組、順位戦C級2組。若手棋戦の加古川青流戦で1回、優勝経験がある。今期の朝日杯本戦に出場した棋士で、五段以下は西田四段ただ一人。
ベスト4は既に3人が決まっており、渡辺明名人(棋王、王将、36)と藤井聡太王位・棋聖(18)の対戦が決まっている。本局の勝者は、三浦弘行九段(46)と準決勝で戦う。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は西田四段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太王位・棋聖が2連覇した棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)








