船木の胴締めスリーパーに目をぐわっと見開いたままピクリとも動かなくなった拳王。真っ先にファンの頭をよぎったのは、他でもない21年前、ヒクソン・グレイシーとの死闘に壮絶に散った船木自身の姿だった。