「ヒクソン戦の船木みたいだ…」ファン騒然! 船木誠勝が拳王を絞め落としたシーンが話題に
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 船木の胴締めスリーパーに目をぐわっと見開いたままピクリとも動かなくなった拳王。真っ先にファンの頭をよぎったのは、他でもない21年前、ヒクソン・グレイシーとの死闘に壮絶に散った船木自身の姿だった。

【映像】まるで「ヒクソンvs船木」の衝撃決着

 1月31日に後楽園ホールで開催されたプロレスリング・ノア「HIGHER GROUND 2021」で、船木誠勝・田中将斗組が拳王・征矢学組と対戦。船木が拳王をスリーパー・ホールドで失神に追い込み勝利を飾った。グッタリと拳王が落ちると、解説や視聴者ファンからは「まるで船木vsヒクソン・グレイシー戦みたいだ…」との声が殺到した。

 2月12日の日本武道館で拳王が保持するGHCナショナル王座への挑戦が決定している船木は、前哨戦で王者を圧倒。序盤からローキック、掌底で攻め立てると、対する拳王もミドルキック、掌底など打撃で応戦。しかし船木は寝技からあわやギブアップの逆十字で圧倒する見せ場を作ると、その後もかつてのUWFやパンクラスの戦いを彷彿とさせる攻防をノア・マットで体現していく。

 この日、殺気に満ちた戦いを見せた船木は、試合後半にミドルキックをキャッチすると張り手一発で拳王を沈め、渾身の蹴りをカウントワンで返す余裕を見せる場面も。一方、粘る拳王がスリーパー・ホールドで抵抗すると、今度はバックドロップなど大技を繰り出し、最後は蹴りやヒザの連打からハイブリッド・ブラスター。さらにガッチリとスリーパー・ホールドで絞りあげた。

「ヒクソン戦の船木みたいだ…」ファン騒然! 船木誠勝が拳王を絞め落としたシーンが話題に
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 次第に顔色が変わっていく拳王も一度は意地で立ち上がるが、再びグラウンドに持ち込まれると目を見開いたまま失神、レフェリーがゴングを要求した。

 船木の好調ぶりを感じさせる”らしさ”満点の勝利に、ABEMAの視聴者からは「船木怖いな」「怖いおじさんばかりやでNOAHは…」「ハイブリッド・ブラスターからのスリーパーはやばすぎる」などと反応が。拳王については「顔の色が変わってた」「瞳孔開いてる」「唇がむらさき」と危険な落ちっぷりを心配する声が殺到した。

 さらに実況を務めた塩野潤二アナウンサーが「奇しくも船木があのヒクソン・グレイシーに絞め落とされたような、あのシーンを思い出す!」と興奮気味に語ると、解説の週刊プロレス・井上記者も「目を見開いてましたね拳王選手、本当にあのときの船木選手みたいでしたね」と応じた。そのやり取りに視聴者も反応。「船木対ヒクソン戦のオマージュ」「ヒクソン戦を思い出すな…」など、伝説のヒクソン対船木戦の名シーンを懐かしがる言葉が数多く並んでいた。

【映像】まるで「ヒクソンvs船木」の衝撃決着
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