新型コロナウイルスの感染拡大、緊急事態宣言は、当然ながら格闘技界にも大きな影響をもたらしている。客席数の制限、開催時間の短縮。今回の緊急事態宣言では、大会終了の目安が飲食店の閉店と同じく20時に。外国人選手を招聘することもできない。
 緊急事態宣言は2月7日が期限となっていたが1カ月延長に。プロレスリング・ノアは日本武道館大会(2月12日)の開始時間変更を決め、1月31日の会見で発表した。終了時刻を早めるためだ。その時点では緊急事態宣言の延長は発表されていなかったものの、ビッグマッチとなると設営などに多数の業者が絡む。変更の可能性があるなら、できるだけ早めに決めなくてはいけない。1月末の発表はギリギリのタイミングだったという。