その笑顔がずっと見たい!“美麗海賊”瑞原明奈の逆転トップにファン「1時間喋って」と歓喜/麻雀・Mリーグ
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 ファンからすればまさにスカっとするような終盤の逆転劇。弾ける笑顔に応援コメントが殺到だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」2月5日の第1試合で、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が南4局に逆転の満貫ツモ、今期4勝目を獲得した。

【動画】ファンも歓喜する瑞原の笑顔

 この試合の対局者は瑞原、EX風林火山・滝沢和典(連盟)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)の並びでスタート。チーム成績トップ3の直接対決となったこのカード、試合前の時点で最下位に沈むパイレーツにとっても、逆転でのセミファイナルを狙う上では落とせない戦いとなった。

 瑞原は東1局、7800点のツモアガリで快調にスタート。その後もアガリを重ね、東場で5万点に迫るトップ目へ。このまま逃げ切りと思いきや、南2局にダマテンの松本へ1万2000点を放銃。さらに瀬戸熊の3連続リーチによる失点もあり、一時は逆転を許してしまう。

 「無理はせず、トップが狙える時は狙うようにした」と後に語り、バランス感覚を大事に挑んだ瑞原は南3局3本場、手役狙いの手順で松本からリーチ・チャンタの6400点(+900点)をアガる。これで再逆転への態勢を整えると、南4局はリーチ・ツモ・赤・ドラ・裏ドラの8000点をツモってトップ、自身3試合ぶりの勝利を挙げた。

 インタビューではこの逆転のアガリについて「『これをアガったらトップ、着アップができる』という手を今期オーラスで打てていても、アガれないことが多かったので、今回はどうかなと思っていたんですが、ツモれてほっとしました」と息詰まるオーラスの胸中を振り返った。

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 残り試合も少なくなり、チームはセミファイナルへの進出ボーダーを常に気にしながらの戦いとなる。連覇への展望については「当たり前なんですが、普通に戦って、『勝てば』セミファイナルとその先へ、進んで行けると思います。一緒にこの状況を楽しんで、前を向いて応援していただけたら」と、共に“航海”を楽しもうと呼びかけ、これにはファンからも「大好き!」「かわいいい」「パイレーツいけるぞ!」「かわゆすアッキーナ、次も頑張れ!」「パイレーツの麻雀は大好きなんです」とエールが多数投稿された。

自身で語ったように、今期これまで「これさえアガれれば」という乾坤一擲のリーチが実らなかった瑞原。この日は一転、重たい水門を開けるカギのようなリーチ棒がしっかりハマり、宝島への航路が広がった、価値ある1勝を手に入れた。

【第1試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)4万100点/+60.1

2着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)3万6800点/+16.8

3着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)1万7300点/▲22.7

4着 EX風林火山・滝沢和典(連盟)5800点/▲54.2

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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