裏目だって裏ドラがある!黒沢咲、セレブ力全開で個人8勝目 チームはついに2位浮上/麻雀・Mリーグ
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 “セレブ”が得意のリーチ攻勢で、ライバルチームのエース狩りだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」2月5日の第2試合で、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)が今期8勝目を獲得。チームは2位に浮上した。

【動画】裏目をもろともしない黒沢咲のセレブな麻雀

 この試合の対局者は黒沢、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、EX風林火山・勝又健志(連盟)の並びでスタート。黒沢は東4局、満貫をツモりトップ目へ立つと、その局を含めて3連続のリーチ。南1局ではリーチ・ツモ・裏ドラ2の1万2000点をツモって、ライバルを突き放すことに成功した。この局の黒沢は、三色同順も色濃く見える手牌を、親番につき速度優先、リーチのみで勝負に。この選択が奏功し、雀頭に裏ドラが乗り打点は4倍へ大化け。これには実況の日吉辰哉(連盟)も「ウラウラ!!三色ないなら裏ドラ!」と絶叫した。

 親番を終えると、その後は三者のし烈な着順争いに対し、黒沢は仕掛けもリーチもせず徹底防戦。しっかり逃げ切って個人8勝目とした。これでチームは2位に浮上、そして黒沢自身も+253.9と個人タイトルも見える好位置へ立った。

 インタビューではやや表情に疲労の色も。そして会話が始まるなり、このゲームのハイライトでもある南1局を振り返り、反省の弁を述べた。「親でリーチのみのリーチをした時に、(打点向上を目指して)テンパイを取らないようにと考えていながら、後手を踏んだらまずいと思い結局リーチをしたんですが、一発でドラを切られてしまい。『やっちゃったかな』って思いました」と語った。

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 黒沢がこう語ったように、リーチ後は裏目に思えた牌の並びもあったが、結果として裏ドラが2枚乗り最高の結果。この親満貫には「すいませんって感じでした」と黒沢はやや恐縮し、あくまで結果より内容にこだわるような、“セレブ”のストイックさも垣間見えた。チーム2位浮上については「嬉しいです。でもABEMASのように点数を持っていればいいですけど、どこまでいってもドキドキハラハラ。上を目指して、しっかり打つということだけを考えていきたいと思います」と、白い歯を見せた。

 チームの勝ち頭でもあり、頼れる“セレブ”に対してファンは「トップおめでとうーーー」「黒沢の麻雀はほんとにおもしろいwww」「セレブ大好き、おめでとう!」「雷電の優勝を本気で願ってます!!!」と、賞賛コメントを多数投稿していた。

【第2試合結果】

1着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)4万9500点/+69.5

2着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)2万4700点/+4.7

3着 EX風林火山・勝又健志(連盟)2万2100点/▲17.9

4着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)3700点/▲56.3

【2月5日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +557.3(70/90)

2位 TEAM雷電 +71.7(70/90)

3位 EX風林火山 +31.6(70/90)

4位 KADOKAWAサクラナイツ ▲41.7(70/90)

5位 赤坂ドリブンズ ▲98.4(70/90)

6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲119.2(70/90)

7位 セガサミーフェニックス ▲163.5(70/90)

8位 U-NEXT Pirates ▲237.8(70/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

スケールの大きい麻雀を打つ黒沢咲
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ツモ切りリーチ…怪しいな…
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同一半荘で同じ手牌が2度も
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