「あれ、さっきもこの手を見かけたような?」。視聴者が気づいた超レアな現象が、Twitter上で賑わった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」2月5日第1試合、東2局の渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)の手牌と、南1局のEX風林火山・滝沢和典(連盟)の手が数字、牌の種類、そして即リーチというところまで同じという珍しい現象があった。
麻雀において使用する牌を通常の34種類×4枚=136枚14枚とすれば、各者それぞれの手に訪れる13枚+ツモ牌1枚のパターンは3265億通り以上と、まさに天文学的数字となる。おまけに今回はどちらもツモった牌(4索)が同じ即リーチと状況も一致した。
これに松本本人も試合後に自身のTwitterアカウントから投稿し、「関係ないけど今日の第一試合同じ牌姿!」と驚きを露わにしていた。
ちなみにこの局の結果は、滝沢は放銃、松本は満貫のアガリとなった。明暗くっきりと分かれたものの、こうした世にも珍しい現象については試合後しばらく経った後も拡散、また感想の引用ツイートが続けて行われていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)