将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が2月11日、朝日杯将棋オープン戦準決勝で、渡辺明名人(棋王、王将、36)と午前10時から対局を開始した。同棋戦で過去2度の優勝を誇る藤井王位・棋聖は、3度目の優勝を目指して、“現役最強”棋士に挑戦。勝者は午後2時からの決勝に進出する。
【中継】藤井聡太王位・棋聖、決勝進出なるか 渡辺明名人と対戦
昨年、棋聖と王位のタイトルを続けて獲得、最年少タイトル・二冠・八段昇段を果たした藤井王位・棋聖だが、初タイトルとなったのは渡辺名人から奪取した棋聖位。朝日杯では2年前の12回大会の決勝でも渡辺名人と戦い勝利。2度目の優勝を果たしている。
渡辺名人は、現在最多の3つのタイトルを保持することから“現役最強”とも呼ばれ、朝日杯では第6回大会で優勝。最近では王将、棋王の防衛戦を並行して行う多忙な日々だが、王将戦七番勝負では永瀬拓矢王座(28)に開幕から3連勝するなど、調子のよさも見せている。
両者の対戦成績は、藤井王位・棋聖が3勝1敗とリード。棋聖戦五番勝負で戦った昨年7月以来で、約7カ月ぶりの対戦はどんな一局になるか。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は渡辺名人。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太王位・棋聖が2連覇した棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)