将棋の朝日杯将棋オープン戦・準決勝が2月11日に行われ、三浦弘行九段(46)が西田拓也四段(29)に125手で勝利した。三浦九段は、午後2時から藤井聡太王位・棋聖(18)と決勝で対戦する。
各棋戦で活躍を続ける実力者・三浦九段は、プロ3年目で勝ち上がってきた西田四段の三間飛車に対して、居飛車穴熊を選択。大駒の交換を経て5筋を攻めの起点とすると、粘る相手の駒を確実に剥がし、美濃囲いを攻略。自陣の堅さも活かして、力強く勝ち切った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太王位・棋聖が2連覇した棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)