新型コロナウイルスの感染拡大によって、リモート勤務やオンライン授業などの対策が進んでいる。そんな中、Twitterでは「リモートの無機質感に飽きた」という投稿者が作った“ある装置”が話題を集めている。
投稿者は発明家のもにゃゐずみ(@Monyaizumi)さん。先月も「杜撰な生活」をテーマにした折り紙で話題になった、もにゃゐずみさん(先月の投稿は“もにゃのガラクタさん”名義)だが、今回は「いい加減リモートの無機質感に飽きた」ということで「通話に躍動感をつけるスタンド」を制作。このスタンドは、通話相手の動きや音声波形等と連動し、パソコンの画面を前後に動かしてくれるもの。相槌、会釈、怨恨などの動きにあわせて画面を動かしてくれるという。
もにゃゐずみさんが動画を自身のTwitterに投稿すると「声出して笑った」「パソコン壊れそうだけど面白い!笑」「怨恨ノリノリやないかw」「相手側の画面がすごいことになっているのでは…」などのコメントが殺到。62万超の再生回数を記録している。
【動画】怨恨がノリノリすぎる 相手の動きに合わせて動く“PCスタンド”(実際の動画)
ニュース番組「ABEMAヒルズ」が投稿者のもにゃゐずみさんを取材すると「発明品コンテストの応募作品を考案中に思いつきました」と経緯を告白。「ロボットを作っている東大生の友達と2人で発案・制作したのですが、最初に『とにかく役に立たないものを作ろう』という決まりを設けた末にこのような形になりました」と明かした。
発明品の仕上がりについては「実際に実用性が皆無で大満足しています」といい、相槌、会釈、怨恨のほかに「うたた寝」や曲にあわせて画面を振る動作も実装。「PCがもたない」という理由で「いまはこれ以上動きを増やすことは考えていません!」とのこと。「作動実験で、PCが壊れたら卒論が吹っ飛ぶスリルだけはありました。実際にヒンジ(※液晶パネルとキーボードをつなぐ部分)はいかれました」と語っている。
(ABEMA/「ABEMAヒルズ」より)
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