気合の「カッ!」に世紀の大逆転ツモ 近藤誠一の“夢芝居”でMリーグ関連ワードがTwitterで続々トレンド入り/麻雀・Mリーグ
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 SNS上でも多くのファンが“夢芝居”に酔いしれた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」3月4日の第2試合で、オーラスでの倍満ツモで劇的な逆転トップを決めたセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)。試合後には「Mリーグ」「近藤さん」「誠一さん」といった関連ワードがTwitterのトレンド上位を席巻した。

【動画】近藤誠一、9万6300点相当の大逆転ツモ(3時間52分ごろ~)

 粘りを見せて2着に食い込んだ第1試合に引き続き、連投で第2試合に出場した近藤。しかし序盤から配牌やツモに恵まれず、南4局1本場の時点で、トップ獲得のためには倍満ツモが必要なラス目という状況に追い込まれる。仮にラスのまま試合を終えれば、最下位のセガサミーフェニックスはいよいよセミファイナル進出が厳しくなるという、まさに土俵際で迎えたオーラス。近藤はダマテンによる3着浮上を良しとせず、高目(一盃口)・一発ツモ・裏ドラ1枚でかろうじて条件を満たすリーチを敢行し、決して可能性が高いとは言えない逆転トップを追い求めた。

 ここで近藤は高目の七万を一発でツモり、かつ裏ドラも乗せて倍満という厳しい条件を見事にクリア。実況を務めた日吉辰哉(連盟)の「嘘だろ!?信じられない!」といった絶叫が響き渡ると、視聴者コメント欄は「奇跡だ!」「涙出てきた」「伝説すぎる」「かっけええええ」と称賛や驚嘆の声で埋め尽くされる異例の事態に。セガサミーフェニックスの公式Twitterにはチームメイトたちが歓喜に沸く動画が投稿され、ひと晩のうちに22万回を超える再生回数を記録した。

 これ以上なくドラマティックな逆転劇に、この日試合のなかった渋谷ABEMASの白鳥翔(連盟)や松本吉弘(協会)、KADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳(連盟)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)をはじめMリーガーたちもTwitter上で大興奮。感動に震えるファンのツイートも大量に投稿され、「Mリーグ」「近藤さん」「誠一さん」といった関連ワードが続々とTwitterのトレンド入りを果たした。

気合の「カッ!」に世紀の大逆転ツモ 近藤誠一の“夢芝居”でMリーグ関連ワードがTwitterで続々トレンド入り/麻雀・Mリーグ
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 なお第1試合の南2局にも、南の大ミンカンから南・嶺上開花・赤2の1万2000点(+供託1000点)という鮮やかなアガリを決めていた近藤。この場面では力の入ったツモの際にしばしば漏れ出る「カッ!」という声がマイクに拾われ、「うおおおおお」「これぞ千両役者や!」「かっこよすぎて震えた」「鳥肌もの」と視聴者を沸かせた。さらに同試合のオーラス2本場には役満・四暗刻をテンパイし、出アガリの対々和・三暗刻・白・赤の1万2000点(+600点)で2着に浮上。芸術点の高い麻雀でファンを楽しませ、感動させる近藤の姿に、実況の日吉も「セクシー!」と色気を感じずにはいられない様子だった。

 どっしりとした構えから高打点の手を狙う華のある雀風や、その左手が生み出す力強いツモの数々でファンを虜にしている近藤。また俳優・梅沢富美男を彷彿とさせるダンディな風貌ゆえ、代表曲にかけた“夢芝居”という応援コメントも定着している。4日のMリーグは、そんな千両役者・近藤による“夢芝居”がたっぷりと味わえる1日となった。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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