“額が割れる”ほどのヘッドバットをぶち込んで… 北宮が示した「マサ」を継承した者の矜持 プロレスリング・ノア,プロレス 2021/03/11 10:30 拡大する 3月7日、横浜武道館。33分3秒の激闘を制して健介オフィスの兄弟子・中嶋勝彦とのジ・アグレッションで2年半ぶりにGHCタッグ王座に返り咲いたマサ北宮は、額から血を流しながら「ふざけたおっさん連中から、死に物狂いで掴んだベルトだ!」と叫んだ。その形相は“獄門鬼”と呼ばれたマサ斎藤さんを彷彿とさせる凄みがあった。【映像】額が“割れた”衝撃結末 マサ斎藤とは、1964年の東京五輪レスリング・フリースタイル97キロ以上級(ヘビー級)代表からプロに転向し、フリーの一匹狼としてアメリカでトップレスラーになった名レスラーで、北宮にとっては憧れの人。高校、大学でレスリングをやっていた北宮は、入門した健介オフィスのスーパーバイザーだった斎藤さんの影響を大きく受け、2016年4月11日に本名の北宮光洋からマサ北宮に改名している。 続きを読む