セミファイナルに隙なし 白鳥翔が7勝目 渋谷ABEMASは4人全員プラスでシーズン終了/麻雀・Mリーグ
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 負ければ個人成績はマイナスに転じ、「チーム全員がプラスする」という目標は潰える。そのプレッシャーを集中力に変え、見事に跳ねのけた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」3月12日の第1試合で、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)が今期7勝目を挙げた。

【動画】気迫の勝利をあげた白鳥翔

 この試合の対局者はU-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)、白鳥の並びでスタート。白鳥は東2局2本場、跳満をツモると勢いに乗り、次局は5200点と連続加点に成功。東4局の親番では配牌から4枚入ったドラを活かして先制リーチ、これをツモりリーチ・ツモ・ドラ4の1万8000点をゲット。特大のトップ目に立ち、試合を優位に進める。南4局は内川のテンパイ気配を察すると、的を絞って打五万で差し込み試合終了。序盤の3連続アガリを活かし、白鳥は今期7勝目を獲得した。

 長いレギュラーシーズンを経て、敗退となる2チームが決まるこの日、1位通過目前の位置で戦うことに白鳥は「チーム順位が決まる試合、ミスなく打って見ている人に納得してもらえるようにと思って、気合いが入っていました」と試合前の心持ちを打ち明けた。

セミファイナルに隙なし 白鳥翔が7勝目 渋谷ABEMASは4人全員プラスでシーズン終了/麻雀・Mリーグ
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 1カ月後のセミファイナルシリーズ、そして優勝が決まるファイナルシリーズに向けて、ポイントは少しでも積み上げたい。その上で、見ているファンを感服させるような内容も求めたい。白鳥はどこまでも妥協なく戦い、トップを狙ってしっかり取り切った。今期序盤から首位に立ち、安定感を示し続けたチームと、3年目でさらに頼もしさを増した白鳥の強さが目立った試合だ。

 この勝利に視聴者は「翔ちゃんおめ!」「おめでとうございます!」「やっぱ強いよな」「アベマズ最強!!」と賛辞を連投、またこの試合中継を解説していた渋川難波(協会)はオーラスの差し込みに触れ、「なんの油断もなく五万を差し込んだ。普通ちょっと遠慮して、『自分で決めたくない』というのがあるんですが、チームのため、見ている方のために最後まで打ち切る、プロのお手本のような麻雀でした」と手放しで絶賛した。セミファイナル進出へ向けて調子は最高、白鳥はさらに高く舞い上がる。

【第1試合結果】

1着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)5万6400点/+76.4

2着 U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)3万4900点/+14.9

3着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)1万4800点/▲25.2

4着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) -6100点/▲66.1

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

今期7勝目の白鳥
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インタビュー中に涙する内川幸太郎
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敗因を振り返る小林剛
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