将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が3月23日、竜王戦2組ランキング戦の準決勝で、松尾歩八段(40)と対局中だ。決勝進出とともに本戦出場が決まる大事な一局。現在、公式戦16連勝中の藤井王位・棋聖は、年度最終戦を勝利で飾り、次のステップへと進めるか。
2016年12月のデビュー戦が竜王戦6組ランキング戦(加藤一二三九段)だった藤井王位・棋聖だが、この竜王戦ランキング戦においては、過去22戦無敗。6組から3組まで4期連続優勝という快挙を成し遂げている。今期も初戦で阿久津主税八段(38)、2回戦で広瀬章人八段(34)と強豪を下し、準決勝まで進んできた。本局に勝てば、渡辺明名人(棋王、王将、36)と八代弥七段(27)の勝者と戦う決勝に進めるが、もちろん目指すは史上初の5期連続優勝での本戦出場だ。
前日までの年度成績も43勝8敗、勝率.8431と他の追随を許さない勝ちっぷりだが、昨年末から続いている連勝は「16」にまで伸びている。デビュー直後に達成した史上最多の29連勝という大記録はあるが、対戦相手のレベルが格段に上がっていることを考えれば、この16連勝も快記録。自身2度目の20連勝も、達成可能なところまでやって来ている。
本局の出だしは横歩取りに。両者の対局は過去に1度だけあり、この時は藤井王位・棋聖が勝利している。持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は藤井王位・棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 豚と厚揚げカレー炒め弁当 松尾歩八段 パスタセット・ホットコーヒー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 3時間34分(消費1時間26分) 松尾歩八段 4時間14分(消費19分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)



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