将棋の羽生善治九段(50)が4月1日、竜王戦1組出場者決定戦で丸山忠久九段(50)と午前10時から対局を開始した。新年度に入って初の対局で、羽生九段は昨年に続き挑戦権獲得に向けて本戦出場に近づけるか。
【中継】羽生善治九段、2021年度初対局 同世代・丸山忠久九段と対戦
羽生九段は昨期、豊島将之竜王(叡王、30)への挑戦権を獲得し、2年ぶりにタイトル戦登場。1勝4敗で敗れ、タイトル100期の大記録は達成できなかったが、まだまだ健在ぶりをアピールすることになった。本局で対戦する丸山九段は昨期、挑戦者決定三番勝負を戦った相手でもある。
羽生九段、丸山九段ともに1組ランキング戦の準々決勝で敗れ、出場者決定戦に回った。既に1組残留は決まっており、4人で1組4位を争い、勝者が本戦に進む。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は羽生九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)