将棋の竜王戦1組出場者決定戦が4月1日に行われ、羽生善治九段(50)と丸山忠久九段(50)が現在、対局中だ。長年、第一線で活躍する両者の対戦は、これで61局目。昨期は、この竜王戦で豊島将之竜王(叡王、30)への挑戦権をかけて三番勝負を戦ったが、今期は本戦出場に向けての一局でぶつかった。戦型は一手損角換わりでスタート。午後6時からの夕食休憩時点で、形勢は丸山九段がやや有利と見られている。
【中継】羽生善治九段、2021年度初対局 同世代・丸山忠久九段と対戦
タイトル通算99期を誇る羽生九段は、2020年度は25勝21敗で終えた。一時は、プロ入り後初めて、勝率5割を下回るピンチもあったが、20勝21敗の状況から5連勝。お~いお茶杯王位戦の挑戦者決定リーグでは、勢いのある若手棋士3人に全勝し、レジェンドの壁で跳ね返している。
丸山九段の2020年度は、20勝20敗の指し分け。昨期は、竜王挑戦にあと一歩で及ばなかったものの、まだまだ各棋戦の上位で活躍を続けるベテランの一人だ。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は羽生九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
羽生善治九段 とろろせいろそば 丸山忠久九段 ヒレカツ定食+赤だし
【夕食休憩時の残り持ち時間】
羽生善治九段 1時間38分(消費3時間22分) 丸山忠久九段 1時間31分(消費3時間29分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)