早指し巧者のベテランが、自力で出場権を勝ち取った。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」で、15チーム目のメンバーを決めるエントリートーナメントの模様が4月3日に放送され、小林裕士七段(44)が関西ブロックで優勝。本大会出場を決めた。準決勝では出口若武五段(25)、決勝では黒田尭之五段(24)と若手ホープを下し、若手以上の早指し適性を披露。トップ棋士たちが恐れる15チーム目のリーダーとして、本大会に突っ込んでいく。