千日手は回避 形勢互角の中盤戦 渡辺明名人が斎藤慎太郎八段を持ち時間で1時間超リード/将棋・名人戦
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 将棋の名人戦七番勝負第1局が4月8日に2日目が行われ、渡辺明名人(棋王、王将、36)と斎藤慎太郎八段(27)は午後0時半からの昼食休憩までに72手目まで進行した。形勢は互角だが、持ち時間では渡辺名人が1時間以上リードしている。

【中継】名人戦七番勝負第一局2日目渡辺明名人 対 斎藤慎太郎八段

 “現役最強”とも呼ばれる渡辺名人は、2021年に入ってから王将、棋王と相次いで防衛に成功。通算タイトル獲得数を28期まで伸ばし、歴代4位となっている。タイトル戦には、これまで37回登場。タイトル獲得率は.757と、番勝負での勝負強さが光る。

 斎藤八段は、端正なルックスと柔らかい話し方から“西のプリンス”という異名を持つが、将棋はじっくりと時間をかけた対局を好む本格派。持ち時間が長い対局との相性もよく、全対局の中でも最長の持ち時間である名人戦での戦いぶりが注目を集めている。

 相矢倉の出だしになった対局は、相手の出方を見合うような展開が続き、形勢互角のまま1日目を終了。明けて2日目も、じっくりとした進行で、再開から3時間半で進んだ手数は60手目から72手目までだった。

 持ち時間は各9時間の2日制で、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。

【昼食の注文】

渡辺明名人 握り寿司 斎藤慎太郎八段 チキンカレーライス・緑茶

【昼食休憩時の残り持ち時間】

渡辺明名人 4時間(消費5時間) 斎藤慎太郎八段 2時間46分(消費6時間14分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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