将棋の叡王戦段位別予選(八段戦)が4月16日に行われ、稲葉陽八段(32)と菅井竜也八段(28)が午後2時から対局を開始した。勝者は午後7時から、本戦出場がかかるブロック決勝で真田圭一八段(48)と対戦する。
稲葉八段は、2008年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:5期)、順位戦B級1組(A級:5期)。銀河戦、NHK杯テレビ将棋トーナメントでそれぞれ1回優勝歴があるほか、名人挑戦経験もある。
菅井八段は、2010年4月に四段昇段。竜王戦2組、順位戦A級(A級:2期)。2017年度に王位のタイトルを獲得。棋戦優勝は、新人王戦と大和証券杯最強戦でそれぞれ1回。振り飛車党のエース棋士だ。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する八段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は菅井八段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)