将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が4月16日、竜王戦2組ランキング戦決勝で八代弥七段(27)と現在対局中だ。矢倉の出だしから始まった本局は、午後6時からの夕食休憩までに62手目まで進行。形勢は徐々に藤井王位・棋聖が有利になっている。史上初の5期連続優勝がかかる藤井王位・棋聖は、この夜戦で勝利に近づけるか。
【中継】竜王戦2組ランキング戦決勝 藤井聡太王位・棋聖-八代弥七段
2020年の10月末に永瀬拓矢王座(28)に敗れて以来、そこから18連勝と勢いが止まらない藤井王位・棋聖。連勝中には、自身3度目となる朝日杯将棋オープン戦の優勝も含まれ、そこでは豊島将之竜王(叡王、30)、渡辺明名人(棋王、王将、36)にも勝利した。タイトルホルダーが4人いることから“4強”と表現されることもあるが、半年近く負けていないだけあって安定感も抜群。非公式のレーティングでも、1位に君臨している。
お互いにしっかり組んでから、という将棋は午後3時19分に初めて駒がぶつかるスローペースに。それでも戦いが始まってからは、いずれも決断のいい指し手が続き、角・香の交換が入るなど、急ピッチで本格的な戦いに突入している。
両者とも既に本戦出場を決めているが、挑戦者決定三番勝負までの距離は1局分変わってくる。2組優勝者は1組3位と対戦し、2勝すれば挑決に到達。2組2位なら3組優勝者と対戦し、挑決までに3勝が必要となる。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は藤井王位・棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 オムハヤシ 八代弥七段 鴨南ばんそば
【夕食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 1時間24分(消費3時間36分) 八代弥七段 1時間52分(消費3時間8分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)