1-4の窮地から大逆転!チーム稲葉、カド番から奇跡の4連勝で予選突破「全加古川が泣いた!」の声/将棋・ABEMAトーナメント 将棋 2021/04/25 10:33 拡大する プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Aリーグの第3試合、チーム三浦とチーム稲葉の対戦が4月24日に放送され、チーム稲葉が勝利、リーグ2位に入り本戦トーナメント出場を決めた。9本勝負の第5局までに1勝4敗と追い詰められたが、ここから奇跡の4連勝。加古川親善大使の3人が、最後まで諦めない棋士の根性で加古川を、広く世に知らしめた。【動画】激闘を振り返るチーム稲葉の3人 「棋士のまち加古川」。この看板を背負った三人衆の粘り強さは尋常ではなかった。第5局までにチームリーダー稲葉陽八段(32)の連敗もあり1勝4敗。両チームともこのカードに敗れた時点で予選敗退が決まる中、崖っぷちに追い込まれていた。しかし3人の思いを集めたチーム戦で、あっさり投了するわけにはいかない。稲葉八段がカド番の第6局で、チーム三浦で好調だった高野智史五段(27)に126手で勝利。「開き直ってどんどん行くしかない。次につなげられた」と笑みを見せると、チームメイトの船江恒平六段(33)も「さすが」と喜び、久保利明九段(45)は「ドラマに向けて…」とニヤリとした。 続きを読む