プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の予選Bリーグ・第1試合、チーム糸谷とチーム菅井の対戦が5月1日に放送される。白熱した戦いが繰り広げられた予選Aリーグに続き、Bリーグのバラエティに富んだ顔触れ。第1試合は、チームカラーがまるで違うチームの対戦になった。
チーム糸谷は、糸谷哲郎八段(32)、山崎隆之八段(40)、服部慎一郎四段(21)の3人で構成。全員が独創的な棋風の持ち主で、早指し力も高い。序盤から、まるで見たことのない将棋が続出する可能性も特大だ。
チーム菅井は、振り飛車党の菅井竜也八段(29)をリーダーに、郷田真隆九段(50)、深浦康市九段(49)と、百戦錬磨の居飛車党のベテランを揃えた異色トリオ。前回大会にはなかったオリジナリティ溢れるチーム構成で、どんな化学反応が起こるのか。
事前に行われたファンの勝利予想では、約1400票が集まり、67.5%がチーム糸谷の勝利を予想した。
◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)