将棋の名人戦七番勝負の第3局が5月4日、愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われ渡辺明名人(棋王、王将、37)と斎藤慎太郎八段(28)が現在対局中だ。第1局は斎藤八段が逆転勝利、第2局は渡辺名人が完勝して迎える第3局。1つ抜け出し主導権を握るのは、どちらの棋士か。
【中継】名人戦七番勝負第三局1日目渡辺明名人 対 斎藤慎太郎八段
両者の過去の対戦成績は渡辺名人が4勝3勝とほぼ互角。今シリーズの第1局は、終盤まで渡辺名人がリードしながら、斎藤八段の粘りが功を奏し、逆転で名人戦初勝利をあげた。第2局は渡辺名人が中盤以降リードを奪うと、第1局の反省からか、そのまま逆転のきっかけを与えずに押し切る快勝。歴代4位、タイトル28期を誇る“現役最強”棋士の力を、まざまざと見せつける一局となった。
第1局は斎藤八段が先手で矢倉、第2局は渡辺名人が先手で相掛かり。注目の第3局は矢倉に。第1局とは異なり、急戦調で進行している。昼食休憩までに35手目まで進んだ。
本局の持ち時間は各9時間の2日制で、先手は斎藤八段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明名人 味噌煮込みうどん、ライス 斎藤慎太郎八段 最高級黒毛和牛ロースビフテキとヒレカツ
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明名人 7時間22分(消費1時間38分) 斎藤慎太郎八段 7時間29分(消費1時間31分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)